検索対象:     
報告書番号:
※ 半角英数字
 年 ~ 
 年

Electrical properties of cubic, stabilized, single ZrO$$_{2}$$-Gd$$_{2}$$O$$_{3}$$ crystals

立方晶安定化ZrO$$_{2}$$-Gd$$_{2}$$O$$_{3}$$単結晶の電気的性質

T.Kang*; 長崎 正雅; 井川 直樹   ; K.Il-Hium*; 大野 英雄

T.Kang*; Nagasaki, Takanori; Igawa, Naoki; K.Il-Hium*; Ono, Hideo

Gd$$_{2}$$O$$_{3}$$を10~15mol%添加したZrO$$_{2}$$単結晶の電気伝導度を500~1100Kの温度範囲で測定した。併せて、X線回折及びラマン分光分析を用いた構造解析を行い、電気伝導度と構造の相関について議論した。ZrO$$_{2}$$の電気伝導度はGd$$_{2}$$O$$_{3}$$の添加量の増加に伴って増大した。多結晶と比較してこの値は大きくなった。X線回折結果からZrO$$_{2}$$の格子定数はGd$$_{2}$$O$$_{3}$$添加量に伴って増加することが明らかとなった。ラマン分光分析からZrO$$_{2}$$の立方晶に起因する600cm$$^{-1}$$付近のピークはGd$$_{2}$$O$$_{3}$$添加量と共に低波数側にシフトしていくことが明らかとなった。これらX線回折とラマン分光分析の結果はGd$$_{2}$$O$$_{3}$$を添加するに従い、イオン間相互作用が徐々に弱まることを示している。従ってZrO$$_{2}$$結晶中においてイオンが移動し易くなったために、電気伝導度が増加していくと考えられる。

no abstracts in English

Access

:

- Accesses

InCites™

:

パーセンタイル:67.99

分野:Materials Science, Ceramics

Altmetrics

:

[CLARIVATE ANALYTICS], [WEB OF SCIENCE], [HIGHLY CITED PAPER & CUP LOGO] and [HOT PAPER & FIRE LOGO] are trademarks of Clarivate Analytics, and/or its affiliated company or companies, and used herein by permission and/or license.