感温液晶の色彩温度特性; 温度こう配と観測角度の影響

Relationship between color and temperature in liquid crystal; Effects of temperature gradient and measuring angle

Akino, Norio; not registered; not registered; not registered; Kunugi, Tomoaki

感温液晶は温度に応じて色彩を変えるので、それで物体表面を覆うと、温度分布が色彩分布として可視化できる。著者らは、画像処理技術を応用して、色彩分布から温度分布を定量計測する技術を開発してきた。本論文は、温度勾配響、及び、観察角度の影響を実験的に検討したものである。直線的温度分布を作り得る校正板に感温液晶シートを接着しテレビカメラと色分解フィルターを組み合わせた測定装置を用いて、種々の温度勾配で温度分布を測定した。温度勾配と誤差の間の小さな線形関係を見いだした。この関係で補正を加えると、最大誤差が0.25 $^{circ}$ C以下となること、温度勾配が0.2 $^{circ}$ C/mm以下では誤差が0.1 $^{circ}$ C以内であることを明らかにした。次いで一定温度面に液晶シートを接着し、テレビカメラの位置を変えて測定し、観察方向と測定温度の関係を検討した。観測角度が5度以内では誤差は0.1 $^{circ}$ C以内となり無視しうることを明らかにした。

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使用言語	:	Japanese
掲載資料名	:	日本機械学会論文集,C
巻	:	59
号	:	557
ページ数	:	p.100 - 104
発行年月	:	1993/01
発表会議名	:
開催年月	:
開催都市	:
開催国	:
キーワード	:	温度計測; 感温液晶; 画像処理; 色彩計量; 温度傾配; 観察角度; 四帰式; 実験

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論文URL	:	https://doi.org/10.1299/kikaic.59.100
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登録番号 : A19920420
抄録集掲載番号 : 210312
論文投稿番号 : 11636

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