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Characterization of gadolinium plasma in gadolinium vapor at high-rate evaporation by electron beam heating

直進型電子銃で生成したガドリニウム原子ビーム中プラズマ特性

大場 弘則  ; 西村 昭彦  ; 柴田 猛順

Oba, Hironori; Nishimura, Akihiko; Shibata, Takemasa

電子ビーム加熱で原子ビームを生成させると蒸発部でプラズマが発生する。これらプラズマは真空蒸着等には好都合であるが、原子法レーザー同位体分離では逆に取除く必要がある。いずれの場合でも蒸発部で生成したプラズマの特性を知ることが重要である。本研究では直進型電子銃でガドリニウムを蒸発させた時に生成するプラズマの特性をラングミュアプローブを用いて調べた。その結果、電子温度は蒸発面温度に比べはるかに低く、蒸発原子の原子励起温度に近かった。原子ビーム中のイオン量の割合は0.4%程度で、磁場偏向型電子銃でガドリニウムを発生させたときに比べて低い値であった。これは蒸発原子と電子ビームの衝突距離、電子銃の加速電圧が異なるためである。どちらの電子銃を使用しても原子ビーム中のイオン量の割合は、蒸発原子の電子ビーム衝突によるイオン化で説明できることがわかった。

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パーセンタイル:27.7

分野:Physics, Applied

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