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プルトニウムの利用上の特徴とその課題

Characteristic and subject on the use of plutonium

新藤 隆一

Shindo, Ryuichi

プルトニウムは天然には存在しない超ウラン元素であり、$$^{238}$$Uが中性子を吸収して生成する人工の元素である。このプルトニウムには原子炉の設計上重要な$$^{239}$$Pu,$$^{240}$$Pu,$$^{241}$$Pu及び$$^{242}$$Puの4つの同位元素がある。プルトニウムは原子力の平和利用の開始早々から特に高速増殖炉の有効な燃料として注目されてきた。しかし、その実用化には使用済燃料からプルトニウムを抽出する再処理の技術が必要不可欠である。また、$$^{239}$$Puは特に$$^{235}$$Uの有効な代替核分裂性物質であり、臨界質量を小さくできることから同時に核兵器の材料ともなりうることが、その対応上の問題を複雑にしている。本報はこのプルトニウム平和利用について、核的ならびに核燃料サイクル上の特徴を把握し、あわせてその実用化にむけ関連する各種課題について述べたものである。

no abstracts in English

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