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Immunochemical identification of irradiated chicken eggs

照射鶏卵の免疫化学的検知

久米 民和; 石井 哲也*; 松田 幹*

Kume, Tamikazu; not registered; Matsuda, Tsukasa *

サルモネラの殺菌を目的として照射した鶏卵の検知法について検討した。卵白タンパク質の抗原性は、照射により減少するが、50kGyの高線量照射してもなお検出できた。一方、タンパク質は照射により見かけ上重合していることが認められるが、SDS-電気泳動では分子鎖の切断した断片が認められた。これら照射によって生じた低分子フラグメントはなお抗原性を保持していることから、抗体を用いた免疫化学的手法により、特異的に感度よく検出できることを明らかにした。この低分子フラグメントは2kGyの照射でも十分検知することができ、加熱処理とも明瞭に区別することができた。以上の結果、免疫化学法は照射鶏卵の検知に適した方法であり、種々の低分子タンパク質の混ざった食品中の照射鶏卵の検知にも適用できると考えられた。

no abstracts in English

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パーセンタイル:67.01

分野:Agriculture, Multidisciplinary

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