高温工学試験研究炉の原子炉圧力容器の構造設計

Structural design of pressure vessel of High Temperature Engineering Test Reactor

Kurihara, Ryoichi; Tachibana, Yukio; Nishihara, Tetsuo; Maruyama, So; Shiozawa, Shusaku; not registered

熱出力30MW、原子炉出口冷却材温度950 $^{circ}$ Cを目指した高温工学試験研究炉の建設が日本原子力研究所大洗研究所で進められている。使用圧力3.9MPa、温度約400 $^{circ}$ Cのヘリウムガスを内蔵するHTTRの耐圧バウンダリは、原子炉圧力容器、中間熱交換器、1次加圧水冷却器等から構成される。このうち、原子炉圧力容器は内部にHTTRの安全上極めて重要である燃料体、黒鉛反射体、反応度制御設備、炉心支持構造物等を収納するため、耐圧バウンダリの中でも最重要機器の一つである。高さ13.2m及び直径5.5mの原子炉圧力容器は、円筒胴と上下の半球鏡から成る。原子炉圧力容器の主要材料として、21/4Cr-1Mo鋼を使用するが、この材料は、軽水炉で圧力容器鋼材として広く使用されているMn-Mo鋼よりも高温において優れたクリープ強度特性を有する。本報告は、主としてHTTRの原子炉圧力容器の構造設計について概説する。

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使用言語	:	Japanese
掲載資料名	:	圧力技術
巻	:	32
号	:	3
ページ数	:	p.154 - 165
発行年月	:	1994/00
発表会議名	:
開催年月	:
開催都市	:
開催国	:
キーワード	:	高温工学試験研究炉; 高温ガス炉; 原子炉圧力容器; 高温構造設計; 21; 4Cr-1Mo鋼; クリープ強度

特許データ	:
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論文URL	:	http://joi.jlc.jst.go.jp/JST.Journalarchive/hpi1972/28.154
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登録番号 : A19930555
抄録集掲載番号 : 220454
論文投稿番号 : 12442

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