核融合ブランケットの中性子工学に関する日米共同実験

JAERI/USDOE collaborative experiments on fusion blanket neutronics

ブランケット内での中性子核反応を用いたトリチウム燃料の増殖再生はDT燃料を用いる核融合炉概念においてはその成立性に関わる重要課題である。工学的な設計においては核データ、計算手法、構造のモデル化などの問題が相乗的に関わっており、トリチウム増殖率等の炉パラメータの設計余裕度を設定するために計算精度を実験的に確認する必要がある。このため、日米協力としてFNSを用いて、中性子工学実験を1993年まで約10年間にわたって実施した。この中で核的シミュレーションによる工学実験技術及び測定法に進展をもたらし、設計手法の依存性を含めた核設計計算の安全余裕度の評価へと成果を得ることができた。本稿ではこの協力研究の成果を概説する。

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使用言語	:	Japanese
掲載資料名	:	NCCニュース
巻	:	0
号	:	18
ページ数	:	p.17 - 23
発行年月	:	1994/00
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キーワード	:	JAERI-USDOE Collaboration; Fusion Blanket; Neutronics Experiment; Tritium Breeding; DT Neutrons

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登録番号 : A19930563
抄録集掲載番号 : 220567
論文投稿番号 : 12537

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