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The Simulation test to start up PIUS-type reactor from isothermal fluid condition

PIUS型炉における一次系循環ポンプのフィードバック制御による炉内均一温度からの炉心立ち上げ模擬実験

羽賀 勝洋  ; 田坂 完二*; 久木田 豊

Haga, Katsuhiro; not registered; Kukita, Yutaka

PIUS型炉では通常運転時に高温の一次系と低温のポイズン系の間に生ずる冷暖界面を密度ロック内に安定な状態で維持しなければならない。そのために、下部密度ロック内の温度分布を利用して一次系循環ポンプをフィードバック制御する方法(以下 温度制御と略す。)が検証され、その有効性が確かめられてきた。特にこの方法では、炉が完全に停止している状態、つまり炉内が均一温度で一次系とポイズン系の間に温度差の無い状態から炉心を立ち上げる場合には、制御を有効に働かせる立ち上げ方法が重要である。本研究では一次系とポイズン系の間で2$$^{circ}$$Cという小さな温度差でも温度制御は有効に働き、炉心立ち上げが可能であることを確認した。又、一次系循環ポンプの出口に補助ヒータを設置し、これを使って一次系とポイズン系に温度差を付けることにより、温度制御のみによって炉内温度均一の状態から炉心を立ち上げることができた。

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パーセンタイル:43.25

分野:Nuclear Science & Technology

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