検索対象:     
報告書番号:
※ 半角英数字
 年 ~ 
 年

高レベル廃液からの放射線分解発生水素量の評価,II; 静置状態の硝酸水溶液から放出される水素量の液深依存性

Evaluation of value for hydrogen release from high-level liquid waste,II; Influence of solution depth on hydrogen release from non-stirred nitric acid solution

中吉 直隆; 宮田 定次郎

not registered; Miyata, Teijiro

科学技術庁からの委託により高レベル廃液の放射線分解で発生する水素を定量的に評価することを目的として実験室規模の$$^{60}$$Co$$gamma$$線照射装置による試験を実施している。前報(原子力学会誌Vol.36、No.8(1994))での液撹拌下照射試験に引き続き、硝酸水溶液の液静置下照射によって気相中に放出される水素量の液深依存性について、線量率1.3~6.3kGy/h、硝酸濃度1~5M、温度10~60$$^{circ}$$C、液深5~105cmの条件で検討した。その結果、以下の諸事実を明らかにした。液深が増すと、水素発生量は指数関数的に減少し、水素発生のG値は線量率1.5kGy/h、硝酸濃度2.5M、温度30$$^{circ}$$Cの場合、5cm、25cm、および45cmの液深でそれぞれ0.036、0.012、および0.0075となる。溶存水素濃度は液深が増加するにつれて増し、20cm近傍で最大となった後、減少する。また、水素発生のG値は同一液深では線量率が低下するが、温度が上昇すると増大する。

no abstracts in English

Access

:

- Accesses

InCites™

:

パーセンタイル:36.75

分野:Nuclear Science & Technology

Altmetrics

:

[CLARIVATE ANALYTICS], [WEB OF SCIENCE], [HIGHLY CITED PAPER & CUP LOGO] and [HOT PAPER & FIRE LOGO] are trademarks of Clarivate Analytics, and/or its affiliated company or companies, and used herein by permission and/or license.