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高温水蒸気電解法による水素製造; 円筒型電解要素による試験結果

Hydrogen production by high-temperature electrolysis of water vapor steam; Test results obtained with an electrolysis tube

日野 竜太郎; 宮本 喜晟

Hino, Ryutaro; not registered

高温水蒸気電解法は最高1000$$^{circ}$$Cの水蒸気を電解して水素を製造する方法で、固体電解質型燃料電池の逆反応を利用する先進的な電解水素製造法である。原研では、高温ガス炉の熱利用系開発の一環として、12セル構造の実用的な円筒型固体電解要素を用いて実験室規模の試験を進めてきた。固体電解要素は多孔質セラミックス管表面にセルを直列に成膜したもので、電解質にはイットリア安定化ジルコニアを用いている。試験では、アルゴンガスに水蒸気を含有させて電解要素に導き、DC電源からの電力で水蒸気を電化させた。電解温度は850$$^{circ}$$C~950$$^{circ}$$Cの範囲の一定温度に調節した。水素発生量は電解電圧及び電解温度の上昇とともに増加し、950$$^{circ}$$Cにおいて最高7Nl/hで水素を発生させることができた。実験データを基にして水素発生速度と電流密度の関係式を導出するとともに、80~100mA/cm$$^{2}$$の範囲の電流密度での電解条件で高いエネルギー効率を実現できた。

no abstracts in English

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分野:Nuclear Science & Technology

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