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A Neutron diffraction study of Y$$_{1-x}$$Ca$$_{x}$$Ba$$_{2}$$Cu$$_{4}$$O$$_{8}$$

Y$$_{1-x}$$Ca$$_{x}$$Ba$$_{2}$$Cu$$_{4}$$O$$_{8}$$の中性子回折

盛 一也*; 石垣 徹*; 森井 幸生

not registered; not registered; Morii, Yukio

YBa$$_{2}$$Cu$$_{4}$$O$$_{8}$$は、Caをドープすることで超伝導転移温度が80Kから90Kまで上昇し150K近傍で2時相転移的な比熱の跳び及び熱電能異常が報告されており、なんらかの相転移が示唆されている。この相転移と構造相転移の関連を調べるために、Y$$_{1-x}$$Ca$$_{x}$$Ba$$_{2}$$Cu$$_{4}$$O$$_{8}$$(x=0.07)粉末試料の中性子回折及びX線回折実験をおこなった。中性子回折では、転移温度前後での構造の変化を見いだすことはできなかったが、わずかな格子定数aの異常を認めた。この異常の詳細をX線回折により調べ、検討を行った結果、格子定数a及びbの温度依存性が150K近傍で不連続的な変化をすることを見いだした。これは一般的な相転移に伴う熱膨張率の変化によるものか、あるいは結晶の対称性の変化によるものと考えられるが、現在のところ、中性子回折では、この系の構造相転移を示唆する結果を得られていない。

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分野:Physics, Condensed Matter

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