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Computer simulation to predict ozone concentration in an electron accelerator room

電子加速室におけるオゾン濃度評価のための計算シミュレーション

遠藤 章   ; J.Henshaw*; M.A.Mignanelli*

Endo, Akira; J.Henshaw*; M.A.Mignanelli*

加速器の運転時には、空気の放射線分解により様々な有害ガスが発生するが、このうちオゾンはその毒性や腐食性などのため非常に重要なガスである。本報では、電子加速器で生成されるオゾン濃度を予想するたの計算シミュレーション法について述べる。この方法では、まず電磁カスケードコードEGS4により任意のジオメトリー、電子エネルギー条件下における空気中のエネルギー沈着量を計算する。これをもとに空気の放射線分解生成物に対する一連の反応速度式をFACSIMILEコードで計算しオゾン濃度を求める。モデルとその妥当性を確認する為のベンチマーク計算及び50MeV電子加速器におけるオゾン濃度のシミュレーションへ応用した結果について述べる。

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