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Extraction of uranium(VI) in nitric acid solution with supercritical carbon dioxide fluid containing tributylphosphate

トリブチルリン酸を含む超臨界二酸化炭素流体による硝酸溶液中のウラン(VI)の抽出

目黒 義弘  ; 磯 修一; 武石 秀世; 吉田 善行

Meguro, Yoshihiro; not registered; Takeishi, Hideyo; Yoshida, Zenko

トリブチルリン酸(TBP)を含む超臨界二酸化炭素流体(SF-CO$$_{2}$$)への硝酸溶液からのU(VI)と核分裂生成(FP)元素の抽出挙動は、抽出平衡条件下と動的抽出条件下とで検討した。U(VI)はUO$$_{2}$$(NO$$_{3}$$)$$_{2}$$(TBP)$$_{2}$$錯体としてSF-CO$$_{2}$$に抽出され、60$$^{circ}$$C、15MPaでの3M硝酸と0.3MのTBPを含むSF-CO$$_{2}$$との間のU(VI)の分配比は2.2であった。U(VI)の分配比は硝酸濃度、TBP濃度の増加、圧力の減少、温度の上昇にともなって増大した。TBPを含むSF-CO$$_{2}$$を硝酸溶液に連続的に通じることによって行う動的抽出では、60$$^{circ}$$C、15MPaの0.08M TBPを含むSF-CO$$_{2}$$へ3M硝酸+3M硝酸リチウム水溶液からU(VI)が98%以上抽出できた。主なFP元素は上記条件下で抽出されないので、SF-CO$$_{2}$$抽出によってこれら元素からウランを分離・回収することができる。SF-CO$$_{2}$$をガス化することによって抽出物から迅速かつ完全に分離することができるので、抽出工程で生じる有機廃液の量を低減することができる。

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