JT-60U,JFT-2Mの最近の結果及び実験計画

Latest results and future plans from JT-60U and JFT-2M divertor research

プラズマ・核融合学会誌の小特集として企画された「最近のダイバータ研究の動向」の第5章で、JT-60U及びJFT-2Mの最近のダイバータ研究結果及び実験計画について述べる。JT-60Uでは、ITER物理R&Dに関した研究に重点を置いてダイバータ研究を行っている。トカマク型核融合炉の成立には、熱流・粒子制御及び不純物制御の機能を有する低温高密度ダイバータが必要不可欠である。JT-60Uの最近の成果として、放射冷却ダイバータの生成、放射損失の分光的研究、不純物発生機構の解明、ELMパルスの緩和、境界プラズマのデータベース、ヘリウムの輸送・排気についての研究が進展している。JFT-2Mではクローズ化ダイバータ改造が終了し、低温高密度ダイバータ生成の実験を行っている。JT-60UではW型排気付ダイバータの改造を97年に行い、定常的な放射冷却ダイバータの生成と主プラズマの高性能化を目指す。

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使用言語	:	Japanese
掲載資料名	:	プラズマ・核融合学会誌
巻	:	72
号	:	9
ページ数	:	p.884 - 893
発行年月	:	1996/09
発表会議名	:
開催年月	:
開催都市	:
開催国	:
キーワード	:	ダイバータ研究; JT-60U; JFT-2M; 熱流・粒子制御; 不純物制御; 低温高密度ダイバータ; 放射冷却ダイバータ; クローズ化ダイバータ; W型排気付ダイバータ; 定常化

特許データ	:
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論文URL	:	https://ci.nii.ac.jp/naid/110003826585
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登録番号 : A19960231
抄録集掲載番号 : 250053
論文投稿番号 : 14423

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