構造プラズマ研究へのお誘い- 新しい機能材料としてのプラズマを求めて

A Proposal of structural plasma study

鈴木 康夫*

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プラズマは核融合研究分野ばかりでなく、さまざまの研究、産業分野で使われている。しかしプラズマ・プロセッシングや光源、イオン源など新しい機能を持つ材料・機器を作るために使われているが、プラズマそのものを機能材料として考えることはまだ行われていない。この点を指摘し、プラズマに構造(密度分布)を与えることによって、粒子ビームや光子ビームとプラズマの物性値との相互作用によって、まったく新しい機能材料として生れ変ることを提案した。従来のプラズマ物理の対象の外に、このような現象があるので、同好の人々で構造プラズマ研究会をやれればと呼びかけた。これは、プラズマ加速管、プラズマ・マイクロアンジュレーターなどの検討により、この手法が、もっと一般的な用途に拡張できると主張しているものである。

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