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Observation of large isotope shift in autoionization levels of uranium atom

ウラン原子の自動電離準位の大きな同位体シフトの観測

小倉 浩一; 柴田 猛順

Ogura, Koichi; Shibata, Takemasa

自動電離準位を経由する多段階光イオン化が原子法レーザー同位体分離で用いられている。通常、広い線幅と小さな同位体シフトを自動電離準位はもっているので、選択性はレーザーの線幅よりも大きな同位体シフトを持った中間準位に原子を励起することによって得られる。ここでは、ウラン原子のいくつかの自動電離準位が狭い線幅と大きな同位体シフトを持っていることを報告する。$$^{238}$$U$$^{+}$$または$$^{235}$$U$$^{+}$$のみを検出してイオンスペクトルを測定し、スペクトルのピークの波長の差から自動電離準位への遷移の同位体シフトを求めた。中間準位の同位体シフトを考慮すると自動電離準位の同位体シフトは0.6cm$$^{-1}$$と求まる。このような大きな同位体シフトが自動電離準位にあるのは、ウラン原子の基底状態の電子配置5f$$^{3}$$6d7s$$^{2}$$から7s電子が2個励起されているためだと思われる。

no abstracts in English

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