液晶測温法の自動化と可視化への応用

Automatic liquid-crystal thermometry and application to visualization of 2-dimensinal temperature distributions on heat transfer surfaces

秋野 詔夫; 功刀 資彰; 一宮 浩市*; 高木 一郎*; 上田 正治*; 黒沢 昭*

Akino, Norio; Kunugi, Tomoaki; not registered; not registered; not registered; not registered

液晶測温法は温度分布を色彩分布に変換するため、温度分布の全体像の把握に優れたユニークな測定方法である。本報告は液晶測温法を自動化するために実用化した二つの方法について述べ、応用例を示したものである。第1の自動化方法は、極めて透過帯域の狭い光学フィルターを用いて等色=等温線を取り出す「狭帯域フィルター法」である。第2の方法は、3原色光学フィルターで色成分を取り出し回帰式によって温度を算出する。「RGB回帰式法」である。応用としては、スペーサリブ等の突起物が伝熱面温度分布に与える影響を測定し、等温線図を求めた結果等について述べたものである。

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