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Multivariate analysis approach to predicting event timing based on temporal knowledge base for application to computerized system for radiological emergency response

時間を含む知識ベースに基づく事象進展予測のための多変量解析手法と緊急技術助言対応システムへの応用

石神 努; 山本 豊*; 畑 孝也*; 川久保 文恵*; 小林 健介

Ishigami, Tsutomu; not registered; not registered; not registered; Kobayashi, Kensuke

現在、原研で開発整備を行っている緊急技術助言対応システムは、緊急時に緊急技術助言組織に有用な情報を提供することを目的としている。特に、プラントの事故の状況、および、環境へのFP放出時期に係わる情報(プラント状態把握とFP放出予測)は、周辺住民への防護対策の意思決定上最も重要な情報の1つである。本システムではプラント状態把握とFP放出予測のために、知識工学におけるエキスパートシステムの手法を用いている。事象進展予測を行うためにはエキスパートシステムに含まれる知識ベースに時間の概念を導入することが必要であり、このため、時間を含む知識ベースを構築した。その際事象進展の時間予測に係わるデータを定めるために、種々の事故解析事例を多変量解析手法の1つである回帰分析法により分析した。また、エキスパートシステムの性能評価試験を行い知識ベースの妥当性を確認した。

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