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A Modelling study of the effect of rock alteration on the redistribution of uranium

ウランの再分布に対する岩石の変質の影響のモデルによる研究

村上 隆; 木村 英雄

Murakami, Takashi; Kimura, Hideo

オーストラリア、クンガラウラン鉱床周辺のウランの分布は鉱物学的研究により、母岩の変質に強く影響されていることがわかってきた。本研究では母岩の変質を考慮したウラン移行モデルによりウラン分布の定量化を試みた。ウランの分配係数と岩石の空隙率の時間変化を母岩の変質の関数としてモデルに入れた。計算はウラン濃度観測値に計算値が合うよう有限要素法で行った。最適計算値が、地下水速度0.9m/y、初期ウラン濃度0.5ppmで得られた。これらの値は現在の地下水流、地下水中ウラン濃度に近い。変質を考慮しない計算からはそのような合理的値では最適計算値は出てこなかった。又、計算値と観測値の差も大きかった。これらの結果は地質学的時間にわたるウラン移行の予測には岩石の変質を考慮したモデルが必要なことを示している。

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