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Crystallographic study on the phase transition of $$alpha$$-U$$_{2}$$N$$_{3}$$

$$alpha$$-U$$_{2}$$N$$_{3}$$の相変化に関する結晶構造学的研究

芹澤 弘幸  ; 福田 幸朔; 桂 正弘*

Serizawa, Hiroyuki; Fukuda, Kosaku; not registered

U-N系化合物の1つに$$alpha$$-U$$_{2}$$N$$_{3+x}$$がある。この化合物は、0≦X$$<$$1の組成幅を持つ事が知られており、Xの増加とともにその結晶系がMn$$_{2}$$O$$_{3}$$型からCaF$$_{2}$$型へと変化すると推測されている。この相変化を明らかにするためには、$$alpha$$-U$$_{2}$$N$$_{3}$$の広い組成範囲での研究が必要であるが、1.80$$<$$N/Uの組成範囲での実験データは皆無に等しい。そこで本研究では、アンモニア窒化法を用いて生成した高窒素含有量の$$alpha$$-U$$_{2}$$N$$_{3}$$(N/U$$>$$1.80)と、窒素ガスで生成した低窒素含有量の$$alpha$$-U$$_{2}$$N$$_{3}$$(N/U$$<$$1.80)について、X線と中性子線回折とを並用してRietveld解析を行った。その結果、窒素含有量の変化にともなうU原子の原子位置の変化に一定の傾向がある事を思い出したが、この傾向はこれまでの報告と異なり、CaF$$_{2}$$型への転移を示さなかった。又、固容窒素の増加とともに、U-Uの原子間距離が顕著に減少している事も判明した。

no abstracts in English

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