榎枝 幹男; 河村 繕範; 奥野 健二; 西川 正史*; 田中 健一*
Enoeda, Mikio; Kawamura, Yoshinori; Okuno, Kenji; Nishikawa, Masabumi*; Tanaka, Kenichi*
増殖ブランケットからトリチウム回収を行うためには、ブランケットパージガス中に含まれる1000ppmH
と10ppmHTをHeより分離しなければならない。このヘリウム分離プロセスとして液体窒素温度の低温吸着方式が有望とされている。本報告では、実際にトリチウムを用いた実ガス条件で、低温吸着塔の操作特性について実験データを得た。得られた実験結果より、HT/Hの分離係数は約2であり、吸着速度としては物質移動係数1.5cm/sに相当することが明らかとなった。また実験データの解析を行う過程で開発した計算プログラムの妥当性が確認された。本報告の成果により、増殖ブランケットトリチウム回収系での低温モレキュラーシーブ塔の設計及び運転性能予測が可能となった。
no abstracts in English
使用言語 |
: | English |
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掲載資料名 |
: | |
巻 |
: | 26 |
号 |
: | 3 |
ページ数 |
: | p.664 - 667 |
発行年月 |
: | 1994/11 |
発表会議名 |
: | |
開催年月 |
: | 1994/06 |
開催都市 |
: | America |
開催国 |
: | |
キーワード |
: | 増殖ブランケット; トリチウム回収; ヘリウム分離プロセス; 液体窒素温度; 低温吸着方式; 実ガス条件; 分離係数; 物質移動係数; 計算プログラム; 運転性能予測 |
論文URL |
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論文解説記事 |
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