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Seizure and wear characteristics of Hastelloy XR and titanium nitride coating in high temperature condition

ハステロイXRとTiNコーティングの高温条件下における焼付き・摩耗特性

竹田 武司 ; 國富 一彦 ; 中瀬 毅*; 今井 修*; 岡崎 泰三*

Takeda, Takeshi; Kunitomi, Kazuhiko; not registered; not registered; not registered

高温工学試験研究炉(HTTR)は、黒鉛減速、ヘリウムガス冷却型の原子炉であり、原子炉出口温度は950$$^{circ}$$C、熱出力は30MWである。HTTRの炉心と1次熱交換器を接続する二重管の内管の内側にあるライナは高温ヘリウムガスバウンダリを形成し、その材質はハステロイXRである。ライナと内管の熱膨張差はライナにスライドジョイントを設けることにより吸収した。それ故に、スライドジョイントの焼付き及び異常な摩耗を防止する必要がある。そのため、ハステロイXRの表面に熱CVD法を用いて窒化チタン(TiN)を3$$mu$$mの厚さでコーティングすることを考え、焼付き及び摩耗実験を行った。その結果、950$$^{circ}$$Cのヘリウムガス雰囲気でハステロイXRとTiNコーティング材の凝着は生じなかった。また、950$$^{circ}$$CにおけるTiNの摩耗は3$$mu$$mより薄い厚さであった。従って、ハステロイXRの表面にTiNをコーティングすることにより、焼付き及び異常な摩耗を防止できる。

no abstracts in English

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