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PFC/PSI studies in JT-60U

JT-60UにおけるPFC/PSI研究

西堂 雅博; 安東 俊郎

Saido, Masahiro; Ando, Toshiro

JT-60Uでは、1994年の運転において、1991年からの重水素放電開始以来、年間最多の2766放電を実施、また、NBI加熱放電でも最多の1653放電を実施した。この間、プラズマ特性として、核融合三重積の最高値1.2$$times$$10$$^{21}$$keV・S・m$$^{-3}$$を得るとともに、エネルギー閉じ込め時間の5倍に当る1.5秒間という準定常状態での高閉じ込めプラズマを実現することができた。閉じ込めの良いプラズマを得ることのできた主たる原因の1つとして、JT-60Uで行っている壁の清浄化が、効果的に働いていることが挙げられる。即ち、1993年末に、トロイダル方向を1周するように、ダイバータe列に設置した、B$$_{4}$$C転化CFCタイルのボロンの溶融・蒸発によって実現されるその場ボロン化処理と、1994年2月に実施した、デカボランを用いたその場ボロン化処理による壁の清浄化である。この2つの相乗効果により、プラズマ中の酸素不純物濃度は、OH放電及びNBI加熱放電で、それぞれ0.5%以下、1%以下を維持し、上述の良いプラズマ特性を得るに至った。

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