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Beta-decay induced reaction studies of tritium by laser raman spectroscopy; T$$_{2}$$-CO system

レーザーラマン分光法によるトリチウムの自己触媒的反応の研究; T$$_{2}$$-CO系

大平 茂; 中村 博文; 奥野 健二; Taylor, D. J.*; Sherman, R. H.*

Ohira, Shigeru; Nakamura, Hirofumi; Okuno, Kenji; Taylor, D. J.*; Sherman, R. H.*

核融合炉施設においてトリチウムのベータ崩壊によって引き起こされる、プロセス中あるいは環境中のガスとの自己触媒的反応に関するデータは、安全評価のうえで重要となるが、ほとんど得られていない。日本原子力研究所のTPL及び米国ロスアラモス研究所のTSTAでは、プロセスガスのその場分析に応用しているレーザーラマン分光法を用いてトリチウムの自己触媒的反応の研究を進めている。本報告では反応性の高い一酸化炭素との反応に関して述べた。COとT$$_{2}$$を1:1に混合すると石英性ラマンセル内に約1時間半後に細粒状の固体反応生成物が出現した。この生成物のラマンスペクトルからは反応生成物を固定できなかったが、残留ガス分析の結果この生成物の原素組成はC:T:O=1.4:3.0:1.0となっていることが判明した。

no abstracts in English

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