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Prompt gamma-ray analysis using cold and thermal guided neutron beams at JAERI

日本原子力研究所における冷及び熱中性子ガイドビームを使用した即発ガンマ線分析の研究

米澤 仲四郎; 松江 秀明 ; 間柄 正明  ; 星 三千男; 澤幡 浩之*; 伊藤 泰男*

Yonezawa, Chushiro; not registered; not registered; Hoshi, Michio; Sawahata, Hiroyuki*; Ito, Yasuo*

JRR-3Mの冷及び熱中性子ガイドビームを使用した恒久的な即発ガンマ線分析装置を製作した。装置は、即発$$gamma$$線分析(PGA)で重要な低$$gamma$$線バックグラウンドになるように設計されており、このため1)中性子のしゃへい材としてフッ化リチウムタイルの使用、2)He雰囲気中での照射・測定、3)Ge-13GD検出器によるコンプトンバックグラウンドの低減化等の対策がとられている。$$gamma$$線スペクトロメーターは、コンプトンサプレッション、ペアー及びシングルの3モードスペクトルを同時に測定することができる。本装置は、低$$gamma$$線バックグラウンド化により、従来の装置より分析感度及び検出限界が勝れていることが明らかにされた。本装置によりホウ素及び多元素定量法の検討を行い、各種環境試料分析に適用した。さらに、本装置による同位体分析、考古学、地質、農業、材料科学、医学等の各種分野試料の分析に関する研究も紹介する。

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