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低レベル放射性廃棄物浅地層処分の総合安全評価に関する部分モデルの開発,II; 人工バリア核種漏洩モデル(ENBAR)

Development of partial models of comprehensive safety assessment model for shallow land disposal of low-level radioactive wastes, II; Simulation model for the release of radionuclides from an engineered barrier(ENBAR)

松鶴 秀夫; 黒澤 直弘; 鈴木 篤之*

Matsuzuru, Hideo; Kurosawa, Naohiro; not registered

天然バリアにおける放射性核種の移行に関するソースタームを評価するため、人工バリアからの放射性核種の漏洩をシミュレートするモデル(ENBAR)を開発した。ここで測定した系は、廃棄体(固化体と容器)が処分施設としてのコンクリートピット内の充填材中に埋設されるというものである。本モデルは次のモジュールから構成されている。(1)地表面及びピット内部での水収支、(2)廃棄体からの核種の浸出、(3)ピットの破損、(4)充填材中核種移行、及び(5)施設からの核種漏洩。本モデルは計算手順が簡易であり、且つ人工バリアの総合的要素を取扱うことが可能であるとの利点がある。また、施設の性能及びソースタームを比較的少数の主要パラメータを用いて容易に評価できることを明らかにしている。

no abstracts in English

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