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反応度事故条件下における燃料破損挙動に及ぼす冷却材サブクール度の影響,1; NSRRにおける冷却材温度パラメータ実験

Effects of initial coolant subcooling on the fuel failure behavior under an RIA condition, 1; Coolant subcooling parameter tests in the NSRR experiments

丹沢 貞光; 石島 清見

Tanzawa, Sadamitsu; Ishijima, Kiyomi

本報告書は、NSRRにおけるパラメータ実験の1つである冷却材温度パラメータ実験の結果についてまとめたものである。本実験は、初期冷却材温度を60$$^{circ}$$C及び90$$^{circ}$$Cと標準冷却材条件における実験の場合と比べて高めることにより、初期冷却材サブクール度の違いに基く被覆管表面の熱伝達の相違が燃料破損挙動に及ぼす影響を調べることを目的としている。これまでの実験から、冷却材のサブクール度が低下すると、被覆管表面での熱伝達が悪くなることにより、標準冷却材条件における実験の場合と比較して、同一発熱量に対する被覆管表面の温度上昇は初期冷却材の温度差以上に大きくなることが確認でき、その結果、破損しきい値が低下すること等が明らかになった。

no abstracts in English

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