並列計算機を利用した遮蔽安全評価用モンテカルロコードMCACEの高速化,3; 共有メモリ型並列計算機による並列処理および複数ワークステーションを使用した並列処理

Speed up of MCACE, a Monte Carlo code for evaluation of shielding safety, by parallel computer, 3; Parallel computing by shared memory type parallel computer and by networked several workstations

高野 誠; 小野寺 えみ*; 増川 史洋  ; 内藤 俶孝; 今若 恒幸*; 依田 佳久*

not registered; Onodera, Emi*; Masukawa, Fumihiro; Naito, Yoshitaka; Imawaka, Tsuneyuki*; Yoda, Yoshihisa*

遮蔽安全評価用モンテカルロコードMCACEの並列化を、共有メモリ型のベクトル並列計算機Monte-4を使用した場合および複数ワークステーションを使用した場合の2種類の並列処理について検討した。Monte-4では、MCACEコードのコピーを4CPU上で実行し、並列処理後の結果を同一ファイルへ書き込む方法を用いた。複数ワークステーションによるネットワークパラレル処理では、ホスト・ノード型のモデルによる並列化について検討した後、先のMonte-4で使用したモデルを特別な並列処理用ソフトを使用せずFORTRAN言語のみで実現することを試みた。検討の結果、Monte-4では4CPUを使用してほぼ3倍の高速化が達成され、複数ワークステーションの場合には、4台のワークステーションを用いて、スカラー大型計算機M780以上の処理速度を達成可能であることがわかった。

no abstracts in English