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溶解工程の臨界安全解析における安全裕度の検討

A Study of safety margins in criticality safety analysis of a dissolution process

山本 俊弘; 塩田 雅之*

Yamamoto, Toshihiro; not registered

回分式溶解槽モデルを対象として、燃焼度、ウラン及びプルトニウム以外のアクチニドや核分裂生成物の存在、溶液温度、溶液の化学的組成、燃料格子の配列等を変化させて臨界安全解析を行った。この結果、燃焼度3万MWD/T及び4万8千MWD/Tでは、核分裂生成物やウラン及びプルトニウムの組成変化を考慮して臨界安全評価することにより、新燃料に比べてそれぞれ0.1$$Delta$$K、0.15$$Delta$$K以上実効増倍率が減少した。核分裂生成物の存在を考慮することにより更に0.05$$Delta$$K実効増倍率が減少したが、マイナーアクチニドの効果は小さい。また、現実の溶解槽での溶液中への燃料成分の溶解や溶液温度の上昇、最適減速とはならない不規則な燃料せん断片の配列などを考えると、更に実効増倍率が減少する。本計算により安全評価用に設定されたモデルと実際の工程の間に存在する安全裕度の程度が明らかになった。

no abstracts in English

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