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Stability analysis of ITER plasmas with H-mode profiles

ITER H-モード分布プラズマの安定性解析

徳田 伸二; 小関 隆久

Tokuda, Shinji; Ozeki, Takahisa

ITER TAC4 H-モード分布の持つ理想MHD安定性の性質を調べた。主として、電流分布の変化が高-nバルーニング・モードおよびn=1モードの安定性に与える影響を解析した(n:トロイダル・モード数)。電流分布の変化は磁気軸上の安全係数の変化で特徴づけられ、このとき、全プラズマ電流は一定値に保たれる。このような変化に対して、高-nバルーニング・モードのベータ値限界はg$$_{T}$$=3.3の値を保つ(g$$_{T}$$:Troyon係数)。不安定なn=1モードは、q$$_{O}$$$$>$$1.0の場合、プラズマ周辺に強く局在し、そのベータ値限界はg$$_{T}$$=3.7である。q$$_{O}$$$$<$$0.9の場合、n=1モードの安定性は内部キンク・モードで決まり、q$$_{O}$$=0.8でベータ値限界はg$$_{T}$$=2.4に減少する。この安定性解析によってq$$_{O}$$を0.9以上に保ち、かつ、プラズマ周辺の電流分布を固定すればg$$_{T}$$=3.0のH-モード分布が実現されることが示された。

no abstracts in English

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