120GHz、500kW-0.1秒、モード変換器内蔵型ジャイロトロンの開発

Development of built-in mode converter type gyrotron with 120GHz, 500kW-0.1sec

春日井 敦; 恒岡 まさき; 坂本 慶司; 前原 直; 今井 剛; 永島 孝; 假家 強*; 岡崎 行男*; 岡本 正*; 林 健一*; 満仲 義加*; 小室 三男*

Kasugai, Atsushi; Tsuneoka, Masaki; Sakamoto, Keishi; Maebara, Sunao; Imai, Tsuyoshi; Nagashima, Takashi; Kariya, Tsuyoshi*; not registered; not registered; Hayashi, Kenichi*; Mitsunaka, Yoshika*; not registered

準光学モード変換器を内蔵した高出力ジャイロトロンを開発した。発振モードであるTE12,2ウィスパリングギャラリーモードは、ガウシアンビームに変換され出力される。120GHzにおいて460kW-0.1秒の出力を得た。さらに長パルスのオペレーションにおいて、250kWの出力で0.215秒のパルス幅を得た。0.1秒以上の実験において、出力窓におけるRFブレークダウンやジャイロトロン内部での異常放電は観測されなかった。すなわち、目標である出力1MW、連続動作のジャイロトロンの開発の方向として、モード変換器内蔵型が非常に有効であることが示された。

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