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高温及び酸化条件下における被覆燃料粒子のふるまいと高温ガス炉の設計に関する考察

A Consideration of coated fuel particle behavior and HTGR design under core heat-up and oxidization conditions

沢 和弘

Sawa, Kazuhiro

高温ガス炉の設計上留意すべき点を摘出するために、被覆燃料粒子の事故条件下におけるふるまいについて評価を行った。着目した事故事象としては昇温事故及び酸化事故である。昇温事故については、照射後加熱試験データによって開発された破損率評価モデルに基づきパラメータ計算を行った。その結果、SiC層厚さの増加により破損率を1桁程度低減できることなどが分かった。酸化事故については、化学平衡計算に基づくSiC層の酸化皮膜形成条件に基づき、破損率評価モデルを提案した。本モデルを用いると、HTTRの減圧事故相当の事故時の追加破損率は0.02%程度になると評価された。本検討結果は、将来高温ガス炉の燃料、安全設計を実施する上で有用であると考えられる。

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