計算値を用いた未臨界度の推定,III; 「計算誤差間接推定法」の指数実験への適用

Estimation of subcriticality with the computed values, III; Application of indirect estimation method for calculation error to exponential experiment

Sakurai, Kiyoshi; Arakawa, Takuya*; Yamamoto, Toshihiro; Naito, Yoshitaka

「計算誤差間接推定法」では未臨界度予測精度は、 $_{m}$ - $_{c}$ =K( $_{zc2}$ - $_{zm2}$ )で表される。この式は、未臨界度予測精度は軸方向のバックリングの予測精度である( $_{zc2}$ - $_{zm2}$ )に比例することを意味している。比例定数Kは計算によって求めるが、Kの不確かさが未臨界度予測精度に与える影響は、直接 $_{m}$ =K( $_{zm2}$ + $_{z2}$ )によって求めた未臨界度と固有値計算によって求めた $_{c}$ とを比べる場合に比べてはるかに小さい。したがってKの値は、既算の値を計算によって求めておけば精度は充分に保たれる。もし $_{zc2}$ = $_{zm2}$ であれば、 $_{c}$ = $_{m}$ となる。TCAの四つの未臨界炉心の実験解析を基にこの方法の信頼性を示すことができた。

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使用言語	:	Japanese
報告書番号	:	JAERI-Research 96-045
ページ数	:	31 Pages
発行年月	:	1996/08
特許データ	:
PDF	:	JAERI-Research-96-045.pdf:0.87MB
論文URL	:	https://doi.org/10.11484/jaeri-research-96-045
キーワード	:	計算誤差間接推定法; 未臨界度; 推定精度; 軸方向のバックリング; TCA; MCNP-4A
使用施設	:
広報プレスリリース	:
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登録番号 : S19960045
抄録集掲載番号 : 240641

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