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Effects of breach size and dust density on activated dust mobilization in ITER during a loss-of-vacuum event

真空境界破断事象下におけるITER内放射化ダストの飛散に対する破断サイズとダスト密度の影響

高瀬 和之

Takase, Kazuyuki

本報は、核融合炉の真空境界破断時に生ずる放射化ダストの飛散挙動を数値解析的に評価したものである。解析領域は直径20m,高さ13mの円筒状で、内部に核融合炉の真空容器を簡略模擬した二重円筒容器を配置した。放射化ダストの真空容器外部への飛散に関して保守的な結果が得られるようにクライオスタットは排除した。ダスト形状は真球状で、サイズは平均径10$$mu$$mで標準正規分布に従うとした。真空容器内のプラズマ対向機器を構成する5種類の材料(ベリリウム,カーボン,SUS,銅,タングステン)をダスト材として解析した結果、真空容器外部に流出するダストの量は、ベリリウムが最も多くて初期設置量の約1.5%、一方、最も少ないのはタングステンで同様に約0.1%であった。本研究の結果、破断位置や破断面積が密度の異なるダストの飛散挙動に及ぼす影響を初めて定量化できた。

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分野:Nuclear Science & Technology

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