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潜熱蓄熱用高温溶融塩と金属材料の共存性試験

Compatibility test between molten salts for high temperature heat storage and alloys

椎名 保顕; 栗木 良郎*

Shiina, Yasuaki; Kuriki, Yoshiro*

高温ガス炉の熱利用システムの高温熱負荷変動を低減化するには溶融塩の潜熱を利用することが有効である。その場合には、溶融塩と金属材料の共存性が問題となるため、溶融塩の融点付近における溶融塩と金属材料の共存性試験を行った。用いた溶融塩はCaCl$$_{2}$$+NaCl(融点490$$^{circ}$$C),LiCl(610$$^{circ}$$C),Li$$_{2}$$CO$$_{3}$$(723$$^{circ}$$C),NaCl(800$$^{circ}$$C)、 金属材料は炭素鋼,SUS316,310S,インコネル625,インコロイ825,アロイ600,ハステロイB2,ハステロイC276,ニッケルである。試験は窒素雰囲気で融点+10$$^{circ}$$Cに100時間保持して行った。その結果、純ニッケルは非常に優れた耐食性を示したが、インコネル625等のニッケル基合金の耐食性は必ずしも良くないことが示された。また、ある程度の腐食を許容すれば高温強度も含めてSUS310Sも構造材料の候補になりうると考えられる。

no abstracts in English

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