水中での重イオン放射線化学反応

Radiation chemistry research in water with heavy ions

近年、高エネルギー重イオンの利用は原子核物理研究に留まらず、材料開発や生物学,医療などさまざまな分野へと拡大している。これら応用研究の基礎として、単一イオンについて、高エネルギー重イオンと物質との相互作用における物理過程(線量分布),物理化学過程(初期活性種の挙動)及び化学過程(ラジカルによる反応収率)について明らかにすることは非常に重要である。本論文では、水中での重イオン誘起化学反応について、これまでに行われてきた研究成果を、線量分布,平均反応収率,微分反応収率及び初期活性種挙動の4つテーマに分けて、それぞれ現状や動向,今後の研究課題等について展望を述べる。

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使用言語	:	Japanese
掲載資料名	:	放射線化学
巻	:
号	:	77
ページ数	:	p.2 - 7
発行年月	:	2004/05
発表会議名	:
開催年月	:
開催都市	:
開催国	:
キーワード	:	重イオン; 放射線化学反応; トラック構造; 線量分布; 初期活性種; 反応収率

特許データ	:
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論文URL	:	http://ci.nii.ac.jp/naid/10012966192
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Access	:	- Accesses
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登録番号 : A20040021
抄録集掲載番号 : 320703
論文投稿番号 : 21135

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