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国際熱核融合実験炉(ITER)用超電導コイルに使用される超電導材料とその要求性能

Requirements of the superconducting meterial for the International Thermonuclear Experimental Reactor (ITER)

奥野 清

Okuno, Kiyoshi

ITER超電導コイルはTFコイル,CS,PFコイルの3種類があり、これらのコイルには超電導素線を約1,000本束ねた撚り線を金属管に封入した強制冷凍型導体が使用される。TFコイルとCSは12$$sim$$13Tの磁場で運転されるため超電導材料としてNb$$_{3}$$Snが使用され、PFコイルは6T以下の磁場であるためNbTiが用いられる。ITER工学設計活動では、ITER実機環境の高磁場(13T),大電流(46kA)で運転されるCSモデル・コイルを開発した。本開発では、高電流密度と低ヒステリシス損失を同時に実現する高性能Nb$$_{3}$$Sn素線を開発した。ITER実機におけるNb$$_{3}$$Sn素線の要求性能は、臨界電流密度が700$$sim$$800A/mm$$^{2}$$以上、ヒステリシス損失が1000mJ/cm$$^{3}$$以下で、これらは、モデル・コイルで開発した技術の外挿で十分達成可能である。

no abstracts in English

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