A Broad-band RF buncher cavity using finemet cut cores for ion beams

イオンビームのためのファインメットカットコアを装填した広帯域RFバンチャー空洞

渡辺 真朗; 千葉 好明*; 小関 忠*; 片山 武司*; 大城 幸光*; 渡辺 伸一*

Watanabe, Masao; Chiba, Yoshiaki*; Koseki, Tadashi*; Katayama, Takeshi*; Oshiro, Yukimitsu*; Watanabe, Shinichi*

ファインメットカットコアを装填したRF空洞はJ-PARCでも用いられているが、従来より高い18-45MHzの周波数帯域でのファインメットカットコア空洞の開発に成功した。この空洞を東大CNSにあるHi-ECRイオン源のトランスポートラインにインストールし、イオン源から引き出された10KeVのDC陽子ビームのバンチ化に成功した。その結果、東大CNSでは理研サイクロトロンの周波数24-40MHzのバンチ化されたビームを供給できるようになり、ビームモニターの開発が可能になった。

A broad-band rf cavity as a buncher of ion beams has been developed. Operating frequencies of the cavity is between 18 and 45 MHz. The cavity was installed in the beam transport line of the Hi-ECR ion source system in CNS for the beam test. Beam structure of 30 MHz was successfully observed for 10 keV proton beam.