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Evaluation of scale effects in tight-lattice bundles using subchannel analysis

サブチャンネル解析を用いた稠密格子炉心におけるスケール効果の評価

玉井 秀定; 吉田 啓之  ; 増子 献児*; 秋本 肇

Tamai, Hidesada; Yoshida, Hiroyuki; Masuko, Kenji*; Akimoto, Hajime

サブチャンネル解析コードNASCAを用いて、稠密格子炉心におけるバンドルスケール(燃料棒本数)が限界出力に及ぼす影響を解析的に検討した。その結果、バンドルスケールが異なっても、水はバンドル周辺部に蒸気はバンドル中央部に集まる傾向及び沸騰遷移はバンドル中央の上部高出力部上端で発生する傾向などは同じであることを確認した。また、バンドルスケールが大きいほど、冷却材が効率よく作用するため、ロッド1本あたりの除熱限界が高くなることを確認した。原研で実施した37本バンドル熱特性試験の実験解析を実施し限界出力の実験値と計算値を比較した結果、本解析手法が限界出力の十分な解析精度を有することを確認した。

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