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Effect of reentrant hole perturbation on angular thermal neutron spectra in time of flight measurement

飛行時間法による角度熱中性子スペクトルの測定におけるreentrant holeの効果

秋濃 藤義; 金子 義彦

Akino, Fujiyoshi; not registered

LINAC-TOF法により軽水均質体系、軽水-天然ウラン非均質体系における0°方向の角度熱中性子スペクトルの測定を、直径2cmおよび1cmのreentrant holeを用い行なった。このreentrant holeにより熱中性子スペクトルにおよぼす、flux perturbationの効果を、2次元SnTDC-コードで、10群および15群S$$_{4}$$近似で解析を行なった。この結果、軽水炉均質体系で、reentrant holeが2cm$$phi$$で、体系の中心ではflux perturbationが12%程度もあり、3cm$$phi$$になると、16~25%もreentrant holeによるflux perturbationがあることが明らかになった。従来、0°方向の熱中性子スペクトルの測定と計算との相異は、軽水のP$$_{2}$$以上の散乱断面積の取扱いにあると言われていたが、むしろreentrant holeの効果が大きいと考えられる。又、非均質体系の場合、天然ウランの吸収により中性子束の低下で、中性子束の流れと反対方向に中性子ビームを引き出した時は、逆にreentrant hoeにより熱中性子スペクトルが増大されることが明らかになった。

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