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特集見直されるアイソトープ開発; わが国のRI市場の現状

Current Radioisotope Demands in Japan

山上 保; 伊加利 勝晤

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わが国におけるRI二次製品の流通高は年々20%程度ののびをしめし、46年度には約24億円に達したと推定される。一次製品の需要もこれに従ってのび46年度は精製RI1.5億、線源用RI3.5億円程度となった。これらのRIは主として日本アイソトープ協会を通じて取扱われ、同協会はわが国に流通するRIの90%以上を取り扱って文字通り流通の要となっている。これらの需要を核種別にみると、精製RIでは従来大きな需要のあった$$^{1}$$$$^{9}$$$$^{8}$$Au、$$^{1}$$$$^{3}$$$$^{1}$$I等は頭打ちの傾向をしめし、$$^{9}$$$$^{9}$$Moが急速にのびている他、加速器核種ののびが注目される。線源RIでは$$^{6}$$$$^{0}$$Coが漸増し、$$^{1}$$$$^{9}$$$$^{2}$$Irが急激しているが、$$^{9}$$$$^{0}$$Sr等のFP核種、超ウラン元素を中心とする$$alpha$$エミッターの延びも注目される。価格については、米、英、仏等の先発有力メーカーが形成する国際価格が主導的であるが、今後も国際競争の中で長期的には低落傾向を維持するであろう。しかし特定の需要の多い核種についてははげしい競争の結果底値に近づいたものもあり、かなりの精度で長期的見通しがたて得る情勢となった。

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