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中性子解析トポグラフィの試み

A trial of neutron diffraction topography

富満 広

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原子炉の熱中性子を利用した中性子回折トポグラフィの開発を試み、一応の満足すべき結論を得た。即ち、厚さ8mmのGe結晶をhot-pressして作られた内部歪み場が観察され、その歪み場はpress方向に沿った柱状のもので、かなり不均一に分布しており、立体撮影や断層撮影の技法により、その空間的分布が検地された。この結論は、試料の厚さを0.3mmにまで薄くして遂行されたX線トポグラフによって確認された。なお、両法における試料の厚さの違いにより、中性子回折トポグラフィの長所である透過能の大きいことが如実に示された。得られた中性子トポグラフは、kinematicalに解釈された。現状では、X線トポグラフによる情報に比べて、かなり低い精度しかもたないが、長波長ビームを用いたり、コリメーションを厳密にしたり、モノクロメーターのモザイク性を少なくすることにより、分解能を向上させることが可能で、将来有力な研究手段となり得ることが示された。

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