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Change in the oxygen snoek damping and transmission electron microscope observations of neutron-irradiated vanadium

中性子照射したバナジウムの酸素スネーク・ピークの変化と電顕観察

衛藤 基邦; 深谷 清; 白石 健介

not registered; not registered; Shiraishi, K.

中性子照射したバナジウムの酸素スネークピークと下降伏応力を測定し、電顕観察の結果と比較することによって照射硬化および照射後焼なまし硬化における酸素あるいは照射欠陥の役割を明らかにすることを試みた。照射はJRR-2の垂直実験孔で行ない、照射温度は60~70$$^{circ}$$Cで照射量は2$$times$$10$$^{1}$$$$^{7}$$n/cm$$^{2}$$(≧/MeV)であった。200$$^{circ}$$Cまでの照射後焼なましによってスネークピークは減少し、その減少量は照射前のピークが高いほど、すなわち酸素濃度が大きいほど大きいことが判明した。250$$^{circ}$$C以上の焼なましによってスネークピークは照射前の値に回復していき、450$$^{circ}$$C、30分の焼なましによって完全に元の値に戻った。電顕観察の結果、200$$^{circ}$$C以下では照射欠陥クラスターへの酸素の移動によるトラップ、250$$^{circ}$$C以上でクラスターからの酸素の解離と欠陥消滅という機構によってこれらの現象が説明されうることが明らかになった。

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