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原研東海研究所における放射性固体廃棄物焼却処理装置の排ガス除染性能

Decontamination of radioactivity from waste incinerator exhaust-gas at Tokai Establishment,JAERI

加藤 清; 内藤 和夫; 町田 忠司

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原研東海研究所の放射性廃棄物焼却処理装置は、1966年に設置され、7年間定常運転が行なわれてきた。その間に、炉体をはじめとし、排ガスの除去装置であるスプレースクラバ、サイクロンおよび電気集 器などについて、数々の改造および補修が行なわれた。そこで、改造後の装置について、排ガス中の放射能の除染性能試験が行なわれた。除染装置の除染係数は、$$^{3}$$$$^{2}$$Pで汚染させた可燃性廃棄物を焼却し、その排ガス中の放射能濃度を測定することによって求められた。その結果、スプレースクラバで3.6$$times$$10および電気集塵器で7.0$$times$$10であった。また、焼却炉での残存係数は2.3$$times$$10であった。前回の除染性能試験(1966)で得られた布フィルタおよび高性能フィルタの除染係数は、それぞれ1.0$$times$$10$$^{2}$$および1.0$$times$$10$$^{3}$$を用いると、本焼却処理装置の総括除染係数は6$$times$$10$$^{9}$$となる。また、本試験において焼却した$$^{3}$$$$^{2}$$Pは、焼却灰に93%、スプレー水に5%、電気集塵器に0.5%、布フィルタに0.02%および煙道に0.3%分布していた。

no abstracts in English

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