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放射性汚染海水の凝集沈殿処理(II); 実際の処理について

Flocculation treatment of radioactive contaminated sea water(II); practice of the waste treatment

桜井 明; 長岡 幸男; 森下 悟; 和達 嘉樹

not registered; not registered; not registered; Wadachi, Yoshiki

放射性核種に $$^{1}$$$$^{3}$$$$^{7}$$Cs、$$^{6}$$$$^{0}$$Coおよび$$^{1}$$$$^{4}$$$$^{4}$$Ceを含む低レベルの放射性汚染海水64m$$^{3}$$を、凝集沈殿処理装置により二段処理した。第一段処理は、$$^{1}$$$$^{3}$$$$^{7}$$Csの除法を目的としてフェロシアン化銅(Cu$$_{2}$$〔Fe(CN)$$_{6}$$〕凝集により、引き続き第二段処理は、$$^{6}$$$$^{0}$$Coおよび$$^{1}$$$$^{4}$$$$^{4}$$Ceの除去を目的としてアルカリ性にて、リン酸カルシウム(Ca$$_{3}$$(PO$$_{4}$$)$$_{2}$$)凝集により行った。その結果、放射性汚染は、第一段処理で最大許容水中濃度の1/10以下以下まで除去され、さらに第二段処理で1/25程度まで除去された。結局、この凝集沈殿二段処理の全除染係数に約10の値を得た。一方、凝集沈殿スラッジは、含水率約90%に減圧脱水され、工学的保管のため200l鋼製容器、すなわちドラム缶内にて、セメントにより固化された。

no abstracts in English

使用言語

 :

Japanese

掲載資料名

 :

日本原子力学会誌

巻

 :

17

号

 :

1

ページ数

 :

p.27 - 30

発行年月

 :

1975/01

発表会議名

 :

開催年月

 :

開催都市

 :

開催国

 :

キーワード

 :

凝集沈殿処理; 凝集沈殿処理装置; 凝集沈殿二段処理; スラッジ; 放射性汚染海水; $$^{6}$$$$^{0}$$Co; $$^{1}$$$$^{3}$$$$^{7}$$Cs; $$^{1}$$$$^{4}$$$$^{4}$$Ce; 工学的保管; セメント固化

特許データ

 :

PDF

 :


論文URL

 :

https://doi.org/10.3327/jaesj.17.27

研究データの公開先DOI

 :

使用施設

 :

広報プレスリリース

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