高温ガスループ用構造材からの放出ガス
Evolution of gas from the structural materials of the high temperature helium gas loop
戸根 弘人; 横内 猪一郎; 馬場 治
not registered; Yokouchi, Iichiro; not registered
グラフアイトおよびセラミック断熱材はガスループ内の主要な不純物ガス発生源である。このため、昇温過程におけるガス放出の挙動を知っておくことは、ガス精製系のガス流量の決定や、不純物ガス濃度の変化を推定するためにも重要である。このため、グラフアイトおよびセラミック断熱材から放出されるガス量の過渡変化を、高温度領域について測定した。実験は温度をランプ状およびステップ状に変動させ、グラフアイトおよびセラミック断熱材の脱ガス速度の時間変化をもとめた。この測定によって、温度過渡度の脱ガス速度は次式で表わされることがわかった。S(t)=G・e・t次に、この速度式を用い、昇温時のガスロープ内の不純物ガス濃度の変化を求める式を導いた。
no abstracts in English
- 登録番号 : A19744306
- 抄録集掲載番号 :
- 論文投稿番号 : 4186
[CLARIVATE ANALYTICS], [WEB OF SCIENCE], [HIGHLY CITED PAPER & CUP LOGO] and [HOT PAPER & FIRE LOGO] are trademarks of Clarivate Analytics, and/or its affiliated company or companies, and used herein by permission and/or license.