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原子力発電からの放射性廃棄物処理の現状

Radioactive waste management in nuclear electric power generation system

阪田 貞弘

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原子力発電からの放射性廃棄物を論ずるには、原子力発電所から発生するものに着目したのでは不充分であって核燃料サイクル全般からの廃棄物をも考慮する必要がある。放射性廃棄物の処理には、流体の型態で環境に放出される放射性物質を低減することと、減容濃縮した廃棄物や固体廃棄物などを、固化し包装成型することとの二つの技術的目標がある。現在、環境への放出率の低減に関しては、「実現可能な限り低く」という原則にそった努力がなされており、かなりの成績が得られているが、固化包装成型に関しては今後に期待するところが多い。固化包装成型の対象となる廃棄物の発生量の抑制、高度の減容技術の開発、包装成型に関する適切な指針の確立など、責任や財政負担の明確化について、今後検討がなされるべきであろう。

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