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Spin-wave dispersion relation in Mn$$_{2}$$$$_{-}$$$$_{x}$$Cr$$_{x}$$Sb

Mn$$_{2}$$$$_{-}$$$$_{2}$$Cr$$_{2}$$Sbのスピン波分散関係

舩橋 達; 風間 典昭*

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クロムを添加したMn$$_{2}$$Sbは、低温で反強磁性体であるが、温度が高くなると、一次転移して強磁性体になる。この現象は交換反転と呼ばれ、磁気能率間の交換相互作用が原子間距離に敏感で、格子の熱膨張の過程においてその大きさが著しく変化し、符号も変わるものと考えられている。このことを実験的に直接解明するために、クロム濃度の異る2種の化合物の単結晶について、中性子非弾性散乱によって、スピン波分散関係の温度変化をしらべた。その結果、(1)結晶のC面に添った磁気的2次元性が顕著である。(2)隣接C面間の交換相互作用は温度変化がはげしい。(3)隣接C面間の交換相互作用は、面間距離の2次式であらわされる。(4)Jarrettの理論にしたがって弾性定数を計算すると、音速から見積られている値と大体一致する。(5)2次の交換磁歪が大きいが、そのことは格子定数の温度変化に反映されている、等のことが明らかになった。(5)に関連して、熱膨張係数を詳しく論じている。

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