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溶鉄・溶滓の液体構造解明の発展と鉄鋼製錬への関係

Development of structural study of liquid iron and slag,and its relation with the steal-making.

古川 和男

Furukawa, Kazuo

液体構造物研究を技術現場に役立たせるためには、まず「液体構造」という言葉が「結晶構造」などの言葉によって意味されるものと極めて異なることを知らねばならない。その点を具体的に溶鉄および溶融アルカリ珪酸塩の構造解析の最近の成果を批判しつつ明らかにした。「液体構造」を知るには、もっと総合的な研究計画が必要である。 複雑な溶融スラグの本質にせまるためには、構造と物性両面につき立入った体系的実験が必要であるが、実験上の困難を克服する一方法として、我々が発見した新提案を行った。それは溶融アルカリ・フッ化ベリリウム酸塩を定量的相応物質として利用することである。これにより、1450$$^{circ}$$C~2700$$^{circ}$$Cの実験が350$$^{circ}$$C~800$$^{circ}$$Cで代行され、容器はNi合金で充分である。高圧の定容実験データも集積しうるので、研究の促進に決定的な影響を及ぼしうるであろう。

no abstracts in English

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