理論に支えられた溶融塩技術; Th増殖炉、アクチノイド高速炉、核融合炉、溶融スラグ・ガラス構造そして飛行船

Molten salt technology supported by scientific theory; -Breeder, acitinoide fast reactor,fusion reactor,molten slag glass and air-ships.-

古川 和男

Furukawa, Kazuo

溶融塩技術は、液体金属技術と比べても材料共存性、科学的安定性などのほかに、その特性が古典的理論でよく推測できるところに大きな利点をもっているといえるであろう。また、その応用例として、すでに知られているMSBRのほかに、新しく考えているものとして、Acinoide専焼炉としての溶融塩高速炉の提案、トリチウム生産炉としての改造MSBR、核融合炉ブランケットへの応用、LiF-BeF系溶融塩の溶融珪酸塩構造・物性研究への応用、そして、飛行船用エンジンとしての利用などを語ってある。

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